一人暮らしをしているお年寄りが地域から孤立しないよう、見守り支援を進めます
一人一人が自立した生活ができるよう、介護予防支援の環境を整えます
今までの経験、知識を次の世代に伝えられる場を作り、地域で活躍できる環境を整えます
千葉市も国と同じく高齢化が急激に進んでいる都市の例外ではありません。
現在千葉市全人口に対して高齢者が占める割合は約17パーセント、平成27年には人口の４人に１人がお年寄りになる見込みとなっています。
取り組むべき課題は多々ありますが、早急に取り組むべきなのは、一人暮らしの高齢者の安全対策・生活支援ではないでしょうか。
美浜区には集合住宅も多く、一人でお住まいの方がたくさんいらっしゃいます。
公営住宅でのいわゆる孤独死は４年前に比べて２倍の５６人になっています。
千葉市では美浜区の幸町２丁目で、見回り訪問をはじめました。
この訪問ではじめて介護が必要だとわかった高齢者もいたようです。
一人暮らしの方も皆に支えられている安心感のある生活が送れるように行政と地域が連携して情報を共有していくことが必要です。
そして高齢者の方一人ひとりが生活や健康状態にあった適切な行政のサービスを受けられるようにしていくことが大切です。
介護している家族のケアも重要だと考えます。
そして災害が起こった時でも高齢者の安否・安全を把握でき、高齢者を守ることのできる千葉市にしていかなければなりません。
また、今現在介護を必要としない元気な高齢者が、できるだけ長く自分の力で健やかに充実した生活を送れるように介護予防にも力を入れていきます。
地域との交流・夢中になれる趣味・適度な運動を生活に取り入れる機会を行政が手助けしていくのです。
今後財政における高齢者福祉費の占める割合は増加していくでしょう。
その増加を最小限にするためにも、高齢者の方が自立し充実した生活を送り続けるためにも、介護予防の取り組みを推し進めていきたいと思います。
